なんか作って載せます

font命令1つで、いろいろ表現できるんですね。

第09回:文字のフォント、サイズ、スタイル



 今回は文字について。


文字の表示についての一例

 とりあえず、こんなスクリプトを書いて実行してみます。

 すると、
文字の表示についての一例・実行

 こんなふうに表示されます。
 一番右の文字が欠けてますが、原因がよく分からないので放置。

 新しくfont命令というものが出てきました。
 表示する文字をどう表現するかを設定する命令ですね。

 「font フォント名 , サイズ , スタイル」というように記述します。

 フォント名には、Windowsが管理しているフォントを指定します。
 MSゴシックなら「msgothic」、MS明朝なら「msmincho」です。
 フォント名を直接ダブルクォーテーションで囲んだ「"Arial"」や「"Impact"」なども指定することができます。

 サイズには、表示の際の大きさを数値で指定します。
 これは「論理サイズ」という単位で、数が大きいほど文字が大きくなります。

 スタイルには、0〜3の数値を指定します。
 スタイル0なら「通常の文字」、スタイル1なら「太い文字」、スタイル2なら「イタリック体」、スタイル3なら「太いイタリック体」です。


 では、上の例で言うなら「文字 文字 文字」をほかの言葉にしてみたくなったときはどうするか。
 mes命令を1つずつ変更するのは面倒ですね。

 そこで、変数を用います。
 変数には、数値のほかに文字も入れることができます。

 例えば、変数henに「あいうえお」という文字を入れたい場合、
 「mes "あいうえお"」
 とダブルクォーテーションで囲めばOKです。

 ダブルクォーテーションで囲まれた範囲を、HSPでは「文字列」と呼びます。

 命令の中で文字列を指定する場所には、文字を入れておいた変数を指定することも可能です。

 例えば、
 「mes "あいうえお"」
 を、
 「hen = "あいうえお"
  mes hen」
 としても結果は同じです。

 文字列を代入した場合も、変数のルールは同じで、最後に代入されたものしか残りません。
 文字列を入れれば、その変数は文字列の代わりとして使うことができ、数値を入れれば、その変数は数値の代わりにできます。

 このように、変数に代入されたものを区別して呼ぶために、
 文字列を代入した変数を「文字列型変数」と呼び、
 数値を代入した変数を、大きく「数値型変数」と呼び、
 さらにその内容が整数であれば「整数型変数」、小数であれば「実数型変数」
 と区別されます。

 数値型変数は、数式を含んだ指定も可能でした。
 文字列型変数でも、それは同じです。

 文字の計算は、例えば、
 「hen = "あいう"
  hen = hen+"えお"
  mes hen」
 とすれば、結果は「あいうえお」になります。

 文字列の計算はこれだけです。足し算しかできません。
 結合と呼んだ方がしっくりきますね。

 そして、
 「kazu = 123
  moji = "数は"
  moji = moji+kazu
  mes moji」
 というふうに書くこともできます。

 文字列型変数に数値型変数を足して計算することもでき、結果は「数は123」となります。

 先に出てきた項目に、次の項目が合わせられる。それが、数字と文字列の計算のルールです。

 例えば「"ABC" + 10」であれば、結果は「ABC10」となります。
 しかし、もしも「10 + "123"」のように左右の項目が数字の場合、数字同士の計算とみなされ結果は「133」となります。

 数値を指定すべきところに文字列を、その逆に文字列を指定すべきところに数値を入れてしまった場合、

エラー

 このようなエラーが表示されてしまいますので注意。


font命令と文字列型変数を使った一例

 上の例は、font命令と文字列型変数を使ったものです。

 これを実行すると、
font命令と文字列型変数を使った一例・実行

 このように表示されます。立体的ですね。

 同じ文字を、色を変えて少しずらして表示させています。
 2回同じ文字を表示するところを、文字列型変数を用いて1回の指定で済ませています。


 文字列を扱うための命令は数多く存在するそうですが、今回はこれだけです。


 今回はこれで終わり。


2012/05/05/Sat 更新

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