他人が作ったコモンイベントの導入方法
※ 公式サイトの「ウディタ パーフェクトガイド」より、「コモンイベント集から取ってきたコモンってどうやって使うの?」を勝手に補完したものです。
(このページを書いた当初、この項目は工事中でした)
現在、この項目は削除されています。
以下の内容は、私の解釈によって書かれたものです。
公式サイトに「コモンイベント集」というページがあります。
上のリンクから飛んでみれば分かりますが、かなり多くのコモンイベントが公開されています。
いっぱいありすぎて何が何やらって思うほどです。
新旧の基本システムそれぞれに使えるコモンイベントが分けて掲載されているので、お使いのウディタのバージョンをお確かめ下さい。
ウディタ2.00以降なら基本システム2、それ以前なら旧基本システムです。
私は、現在バージョン2.01を使っているので、基本システム2の方のコモンイベントを使うことができます。
使えるんですが、誰かの作ったコモンイベントを解説用に使わせてもらうのもあれなので、自分で作ることにしました。
名付けて、「コイン交換コモン」です。
10ゴールドで1枚、コインと交換できるようにするコモンです。
解説用に作った物なので、用途については考えていません。
ゲームセンターか何かで使える専用のコインとお金を交換するシステムとでもしておきましょうか。
とりあえず、コモンイベントを公開しておきますね。
ここ からダウンロードしてお使い下さい。
導入の手順を説明します。
圧縮ファイルには、以下の3つのファイルが入っています。
コモンイベント集からダウンロードした物にも、使い方等を説明するために、テキストファイルが同梱されている場合があります。
これに目を通せば、使い方は分かるはずです。
それでも分からない場合は、ダウンロードしたページで、作者に質問してみるといいでしょう。
コモン導入に使うのは、テキストファイル以外のファイルです。
私が作ったコモンは、追加したデータベースも扱うため、拡張子「.dbtypeset」というファイルも入っていますが、コモン本体は拡張子「.common」のファイルの方です。
まず、拡張子「.common」と「.dbtypeset」の2つのファイルを「Data」フォルダにコピペするなどして入れます。
ファイルを入れるフォルダは、別にどこだって構いません。
次にエディターを起動し、可変DBを開きます。
デフォルトのままなら、タイプ数は0〜19番の全20個だと思いますが、「コイン交換コモン」では、タイプ20番を使います。
タイプ一覧のすぐ下にある「タイプ数の設定」ボタンを押せば、タイプ数を増やせます。
★★★間違って減らさないように注意!★★★(まぁ、間違っても保存せずに消せば問題ありませんけどね)
空っぽのタイプ20番ができましたか?
それができたら、そのタイプ20番を開いた状態で、可変データベースエディタの下の方にある「読み込み」ボタンを押して下さい。
ファイル選択ダイアログが表示されますね。ちょうど、「Data」フォルダ内を参照してくれているはずです。
そしたら、拡張子「.dbtypeset」のファイルを選択して「開く」を押して下さい。
「タイプ設定読み込み」ダイアログが表示されますので、「OK」を押して下さい。
すると、こんな感じになるはずです。
これで、データベースの準備は完了です。
では次に、コモンイベントエディタを開いて下さい。
そして、適当に空いている欄を選択し、下の方にある「読込」ボタンを押し、今度は拡張子「.common」のファイルを開いて下さい。
読み込めましたか?
ここまでできたら、もういつでも動作させられます。
試しに、マップイベントにコモンを設定してみましょう。
こんな感じ。
あとは、可変DBのタイプ6で所持金をいじって、動作テストしてみて下さい。
手順通りにやっていれば、ちゃんと動くはずです。
コモンイベント集からダウンロードしてきたコモンも、基本的な設定の仕方は私が作ったのと同じです。
私が今回作ったコモンは誰でも作れるような単純な物ですが、コモンイベント集の中にはとても複雑なコモンイベントもあるようなので、説明書をよく読むか、作者に質問するなどして、自分のゲームに組み込めるよう頑張ってみて下さい。
今回はこれで終わります。
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2012/09/02/Sun 更新
2013/09/14/Sat 内容修正