文字の性質変化や表示の制御
フォントサイズの変更
フォントサイズとは、文字の大きさのことです。
フォントサイズを変更するには、特殊文字の「\f[xx](xxは数字)」を用います。
例えば、以下のように入力すると、
こうなります。
このように、文章の途中で別のフォントサイズに変えることもできます。
文字色の変更
文字色を変更するには、特殊文字の「\c[xx](xxはデータ番号)」を用います。
システムDBタイプ12番「文字色」のデータ番号を入力します。
メモ欄に、データ番号14以降は使用可とあるので、新しく色を設定する際は14番から使いましょう。
文字色は、「RGB」の値で設定します。
例として、データ番号14に「R255、G0、B0」と設定し、以下のように入力すると、
こうなります。
このように、文章の途中で別の文字色に変えることもできます。
ちなみにデータ番号0は、デフォルト色(白)です。
次のキー入力まで文章表示を停止させる
例えば、以下のような文章を入力したとします。
このまま実行すると、入力した2行の文字列は一度に表示されます。
では、これを1行ずつ表示するにはどうするか。
このように、1行目の最後に「\!」と入れると、1行目の文字列が表示されたところで止まります。
そして、メッセージを進めるのと同じようにキーを押すと、2行目が表示されます。
会話などの演出にも使えますね。
ルビを振る(ふりがなを付ける)
難しい漢字などを文章内に使う際、ふりがなを付けた方がいいかなと思う時があります。
文字にルビを振るには、特殊文字の「\r[文字,ルビ内容]」を用います。
例えば、「檸檬」という文字に「レモン」というルビを振りたい場合は、以下のようにします。
すると、このようにルビを振った状態で表示されます。
2行目になっているのは、1行目だとウィンドウの枠に触れてしまい読みにくかったからです。
文章中にアイコン画像を表示させる
例として、お金などの表示の前に金貨袋のアイコンを付けてみますね。
アイコン画像は、「BasicData」フォルダに入っているこれを使います。
メッセージ内にアイコン画像を表示するためには、特殊文字の「\i[xx](xxはアイコン画像名の数字)」を用います。
金貨袋のアイコン画像名は「icon044.png」ですから、入力する数字は「044」です。
0を省略して「44」でも可。
効果的に使えば、メッセージをよりわかりやすくできそうですね。
WOLF RPGエディター Ver.2.10 使用
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2015/01/18/Sun 更新